【第1話】Excelに殺されかけているお話

皆様ごきげんよう。IT事業部の児玉です。

突然ですが、皆さんのデスクトップに「集計用_最新_v3_final_修正版.xlsx」みたいなファイル、ありませんか?

うちにもあります。たくさんあります。

というわけで今回から、技術ブログを始めます。テーマは 「Excelに殺される前に、AIと一緒に業務を自動化する」。全8回の連載でお届けします。

目次

そもそも、なぜ技術ブログを始めるのか

IT事業部のブログ、これまでは帰社日のレポートやら採用情報やら、どちらかというと「会社の中の様子」を書くことが多かったんですが、せっかくならこんなのもやってみようと。誰もやったことないことやってみます。

とはいえ、いきなり「Spring Bootのアーキテクチャを語る!」みたいな硬派な記事を出しても、書いているわたくし児玉が2週間で力尽きるのが目に見えています。

なので、まずは うちが実際に社内でやっている「業務効率化」のリアル から書いていくことにしました。読者層は、若手エンジニア、業務効率化に興味がある事務職、未経験からエンジニアを目指している方、あたりを想定しています。

第1話:Excelに殺されかけている、という話

まずは現状認識から始めます。たぶん、これを読んでいるあなたの会社にも、同じような景色が広がっているはずです。

毎月、誰かがExcelに殺されている

中小企業のバックオフィス業務、その大半はExcelで回っています。勤怠管理、売上集計、請求書発行、人員配置表、顧客リスト——挙げ始めるとキリがありません。

そして、Excelで回っているということは、誰かが手作業で更新しているということです。

毎月決まった日に、決まった人が、決まったファイルを開いて、決まった手順で、決まったセルにデータをコピペする。月末になると、その人は無口になります。月初になると、その人はちょっと機嫌が悪くなります。どうですか?心当たりありませんか?

これが、Excelに殺されかけている状態です。

「マクロ組めばいいじゃん」は半分正解、半分罠

そう思いますよね。私たちも思いました。

実際に自分もマクロ組みましたよ。こんなん作っちゃえばええやんって。

ただ、現場でVBAマクロを組み始めると、こんな問題が次々に起きます。

  • マクロを書ける人が1人しかいない(書いた人が辞めたら誰も触れない)
  • 仕様変更のたびにマクロを直す係になる
  • 動かなくなったとき、エラーの原因がわからない
  • そもそも「何を自動化すべきか」が整理できていない

つまり 「マクロを組む技術」と「業務を自動化する設計力」は別物 なんです。ここを混同すると、自動化したつもりが新しい属人化を生んで終わります。

そこにAIが現れた

2022年末以降、ChatGPTやClaudeのような生成AIが急速に実用レベルになりました。コードも書けるし、業務手順を整理することもできる。

うちも例外なく、業務効率化の現場でAIを使い倒すようになりました。具体的にどう使っているか、どこでハマったか、何が変わったかを、これから8週間にわたって書いていきます。

第4話以降はコメントで!とか有料版でとかそんなしょうもないことはしません。そもそもそんな有料級のお話はわたくし児玉には書けません。

次回予告

第2話は 「自動化の前に、まず業務を分解した話」

「自動化しよう!」と意気込んでマクロを書き始める前に、本当はやるべきことがあります。それをサボると、だいたい3か月後に作り直すことになります。次回はその話を書きます。

それでは、また来週。

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